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トイレリフォーム!失敗しないメーカーの選び方

 

2021トイレリフォーム!失敗しないメーカーの選び方を【おそうじのプロがこっそり教えます】

トイレって毎日長く使う場所だから失敗したくないですよね。

最近は、トイレと一言でいっても多種多様のモデルが登場しています。

また、近年の衛生意識の向上によりお手入のしやすさを重視される方も増えてきました。

そこでこの記事では、おそうじのプロが後々のお手入まで含めて、トイレの3大メーカーと言われている、TOTO、LIXIL(旧INAX)、Panasonicの3社を徹底検証していきます。

トイレリフォーム失敗しないためのポイント①費用相場

まずは、確認したいのは、費用相場ですよね。

トイレの全面リフォームの相場費用は大体20〜30万円が1番多いようですが、排水管工事が必要の場合はプラスで約10万円程度かかるケースがあります。

また介護保険やバリアフリーリフォームなど補助金が利用できることもありますので業者さんに聞いてみましょう。

リフォーム費用の内訳

・トイレ本体の価格

※最新モデルや旧モデル、人気の度合などにより一概には言えませんがメーカー小売価格から30%~40%前後値引きされるのが相場のようです。

・床、壁などの素材費用

・カウンターや手すりなどの素材費用

※システムトイレの場合は、トイレ本体の価格に含まれています。

・工賃、諸費用

トイレリフォーム失敗しないためのポイント②相見積もりを3社取る

リフォームで一番重要な事は、相見積もりを取る事です。

これは1番安い所を探そう!っという訳ではなく、プロの意見やアドバイスを数社から取りましょう。っという意味です。

また、各社の見積を比較してみると後々の事を考えたお客様目線の提案なのか、自社の売り上げだけを考えた提案なのか、色々な事が見えてきます。

トイレリフォーム失敗しないためのポイント③マンションにおける注意点

リフォームは、戸建てとマンションでは施工方法や勝手が違うことが多々あります。

1・契約の確認

戸建の場合は、ハウスメーカーに確認しましょう。

他社のリフォームが入ると保証が無効になる事があります。

マンションの場合は、管理契約を確認して、リフォーム自体が契約に違反していないかをよく確認して下さい。

違反している場合、退去時に原状回復を求められる事があります。

また、マンションの場合は、排水方式が夫々異なるため、工事内容に制限が出ることもがありますので、これも含めて事前に確認しておかなければなりません。

安いからといってネットで注文して取り付けだけ業者にっと思ったら、取り付けが出来ないタイプだった・・・という事はよくある話です。

トイレリフォーム失敗しないためのポイント④メーカーと商品選び

メーカーによって色々な機能や色々な機種があってよく分からないですよね(;^_^A

メーカーごとの商品の特徴は違い、求める機能によっておすすめのものは変わります。

・コスト重視なら組み合わせ式

・デザイン性重視なら一体型

・コンパクト重視ならタンクレス

・スペースに余裕があれば、システムトイレ

その他

お掃除のしやすさや、耐久性など細かいポイントをメーカーと商品別に解説していきます。

トイレの国内シェア

Toto 55%

LIXIL(旧INAX) 25%

Panasonic 10%

その他が10%となっており、上位を3メーカーが占めています。

その3メーカーにて、もっとも質問があるのが

TOTOのひとつ上の「きれい」ってよごれにくいの?

 

 

ひとつ上の「きれい」度★★★★★(ネオレスト)

陶器の上にセフィオンテクト層を焼き付け(ナノレベルの親水性)

使うたび除菌(便器もノズルも毎回除菌します)

プレミスト(水のミストを噴射)

トルネード洗浄

おそうじ超ラク(フチなし形状)

ノイズレスデザイン(凹凸が少ない設計)

お掃除リフト(フォシュレットの前方がリフトアップ)

クリーン便座(継ぎ目なし)

脱臭機能付き

LIXILのキレイが100年続くって本当なの?

キレイが100年続く度★★★★☆(サティス)

陶器の上にアクアセラミック層(ナノレベルの親水性)

パワーストリーム洗浄

ワイドスクエア便座

キレイ便座(便器との隙間よごれ真上に上げてお掃除)

フチレス形状

泡クッション

電動お掃除リフトアップ

ノズルが2本

ノーブルレーベル(音楽が流せます)

Panasonicのアラウーノが傷つきやすいって本当?

アラウーノが傷つきやすいって本当?★☆☆☆☆(アラウーノ)

アラウーノが傷つきやすいっというのは大げさですが、そもそもPanasonic得意のスゴピカ素材ですので、

そもそも陶器を使用しておらず、便器の素材は、有機ガラスになっています。

有機ガラスは、一言でいうと非常に固いアクリルガラスです。

(飛行機の窓や水族館などに使われる素材)

「割れ」や「ヒビ」といった点において陶器よりも優れていますし非常に軽くコストが安いのが特徴です。

また元がアクリル系素材ですので強度は高いのですがが細かい傷が入るのは事実です。

何も加工されていない陶磁器と比べると格段に汚れ落ちは良すが、TOTO、LIXILのように陶器の表面に特殊加工をしている2メーカーと比べると汚れ落ちなどは劣ります。

また、便座、台座は、ポリプロピレン樹脂ですので子供用便座などを置けば、普通に傷が付きます。

各社の商品紹介

TOTO

ネオレスト

タンクレス

レストパルF/レストパル

システムトイレ(浮き型)

FD(浮き型・壁掛け)

GG/GG-800

一体型

手洗い器なし、手洗い器付き

ピュアレスト QR/EX/MR

一体型

手洗い器なし、手洗い器付き

LIXIL

サティス G/

タンクレス

フロートトイレ

一体型【ST】浮き型

※タンク部分を後ろの壁に隠してあるタイプ。

リフォレ

一体型【ST】

※タンク部分を後ろの壁に隠してあるタイプ。

アステオ

一体型

プレアス

一体型

アメージュZAシャワートイ

一体型

手洗い器あり、手洗い器なし

アメージュZ便器

組み合わせ便器

Panasonic

アラウーノ S160/Ⅼ150/

アラウーノⅤ

各社の特長・便器の表面

TOTO 陶器+セフィオンテクト 100万の1ナノクラスの滑らかさ

LIXIL 陶器+アクアセラミック 100万の1ナノクラスの滑らかさ

Panasonic 樹脂(有機ガラス) ※スゴピカ

各社の特長・トイレのふち

TOTO フチなし

LIXIL フチなし

Panasonic フチあり

各社の特長・洗浄方法

TOTO トルネード洗浄

LIXIL パワーストリーム洗浄+水泡

Panasonic スパイラル水流+洗剤泡

各社の特長・ノズル洗浄

TOTO 次亜塩素酸

LIXIL 銀イオン+レディースノズル有

Panasonic オゾン水

各社の特長・トイレ内除菌方法

TOTO 次亜塩素酸

LIXIL プラズマクラスター

Panasonic オゾン水

各社の特長・消臭方法

TOTO カートリッジ

LIXIL プラズマクラスター

Panasonic ナノイー

各社の特長・オート機能

TOTO フルート

LIXIL フルート

Panasonic フルート

年間電気代ランキングベスト3

1位 Panasonic アラウーノⅬ150 1620円

2位 TOTO ネオレストNX 1809円

3位 TOTO ネオレストNX 2052円

節水ランキングベスト3

TOTO ネオレスト 3.8Ⅼ

LIXIL サティス 4.0Ⅼ

Panasonic アラウーノ 4.6Ⅼ

2021年最新ランキングトイレ部門

2021年リフォームのプロが選ぶ人気のトイレ総合ランキング

1位 TOTO ネオレスト タンクレス

2位 TOTO ピュアレストEX 組み合わせ便器

3位 LIXIL アメージュz 組み合わせ便器

4位 TOTO GG 一体型

5位 Panasonic アラウーノS141 タンクレス

6位 LIXIL サティス タンクレス

7位 LIXIL リフォレ 隠し一体型

8位 LIXIL プレアス 一体型

9位 Panasonic アラウーノⅤ

10位 Panasonic アラウーノⅬ150(タンクレス)

タンクレストイレ、一体型トイレのデメリット

タンクレスや一体型は、見た目もすっきりしておりスタイリッシュな為、人気がありますが、欠点もあります。

・手洗い器を追加で設ける必要がある。

・10年後に故障するとほぼ修理在庫がなくまるごと交換になる。

メーカーの部品保有期間は製造中止から6年~7年です。

一番故障が多い故障は、便座の自動開閉部分のモーターになります。

通常であれば1000円程度の部品代に工賃で修理可能ですが、10年後には、在庫が無くなっている事が多い為、1万円で直る故障でも、便器をまるごと交換する事になります。

こちらはTOTOの人気商品、ウォシュレット付き便座、アプリコットです。

分離型であれば、この便座部分を交換するだけで済みます。

お手入方法

LIXILの取り扱い説明書を見ると  お掃除をする際は、中性洗剤(研磨剤なし)をご使用して下さい。  強アルカリ、研磨材入り洗剤、フッ素系洗剤、フッ素系洗剤(フッ化水素、フッ化アンモニウムを含む)、金属製や研磨剤入りのブラシなどの道具は使用しないで下さいと書いてあります。

しかし、3ヵ月、半年とお掃除をさぼった場合、汚れはどんどん頑固になりますので、中性洗剤で落とせるレベルを優に超えてしまいます。

LIXILのトイレ(陶器)年表

1945年より生産を開始し、1993年に銀イオンを混ぜた抗菌加工を開発、

1994年にキラミックを使った「抗菌トイレ」を発売

1999年に水アカを抑制する「プロガード」仕様のトイレの発売開始

2001年に抗菌プラス+平骨(へいかつ)さを向上したキズに強い「ハイパーキラミック」発売

2007年、抗菌の国際規格、ISO22196に準拠した商品を発売

2016年4月、「アクアセラミック」を住宅用トイレに発売

これまで71年もの年月をかけて汚れにくい便器を開発しています。

しかし、はっきり言って中性洗剤だけのお掃除でトイレの黄ばみや尿石を防ぎきる事は、現代の技術を持ってしてもまだ出来ていません。

説明書通りのお手入方法で汚れが落ちないのですが?

説明書通りのお手入方法で汚れが落ちないのですが?

LIXILさんにこんな問い合わせてみると、結果的にご使用をお控えくださいと書いてある洗剤でお掃除して下さい。

という返答になります(;^_^A

ただし【自己責任】という注意書きがあります。

アクアセラミックとは、陶器の上に高硬度のジルコンを釉薬の表面まで含ませており、親水効果が発生する事で汚れ落ちをよくする技術ですので研磨剤や固いブラシのご使用は控えた方がいいですが、強く擦らず汚れの表面だけを削る技術があれば使ってもOKです。

また、中性洗剤で落ちない尿石や黄ばみ汚れは、物理的に研磨するか、酸性などの洗剤を使うしかキレイにする方法は、ありません。

トイレの黄ばみの原因は、洗浄水に含まれているカルシウムイオンが排泄物の尿酸やリン酸と化合してできたもので一度頑固になった水垢は、中性洗剤と柔らかいブラシで擦った所でビクともしないです。

ちなみに「100年クリーンとは、同一部位の摩擦回数2往復で年間365日お掃除した場合。お掃除ブラシで約7万回(100年相当)の往復を想定しているにすぎません」

つまり、きれいなブラシで7万回擦っても素材が劣化しなかったという実験結果です。

そいいう意味では「100年キレイが続く】や、ほぼ掃除いらず。などというのは消費者に過度な誤解を与えるキャッチコピーかと思います。

さて、2021トイレリフォーム!失敗しないメーカーの選び方を【おそうじのプロがこっそり教えます】

いかがだったでしょうか?

10年後の故障リスクや、お手入方法、などいくつかのデメリットはありましたが

各メーカーさん本当にお掃除がしやすくなっていますね(⌒∇⌒)

あなたのトイレリフォームに少しでもお役に立てれば幸いです。

また、この記事が役に立った、為になった、っと思ったらあなたのブログやTwitterなどSNSにリンクを貼って頂けると嬉しいです。

 

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